Alex Conde

アレックス・コンデ(Alex Conde)は、スペイン・バレンシア出身の高く評価されているピアニストである。彼はバレンシアのホセ・イトゥルビ音楽院を卒業後、2000年代半ばにバークリー音楽大学を卒業し、その後、ニューヨーク市のクイーンズ・カレッジでジャズピアノの修士号を取得した。

コンデ(Conde)は、アメリカ国内外の名高い会場で演奏を行ってきた。その中には、ニューヨーク市のブルーノートやパナマジャズフェスティバルなどが含まれている。彼は、アスペン・サンタ・フェ・バレエやサンフランシスコのテアトル・フラメンコなどのフラメンコ団体ともコラボレーションしており、2012年にはイサドラ・ダンカン賞にノミネートされた。また、ニューヨーク市のピアノ・フラメンコ・インスティテュートのディレクターを務めている。

彼のディスコグラフィーには、リーダーとしてのアルバムが5枚含まれている。Jazz and Claps (Matt Music 2006)、Barrio del Carmen (2013 AC records)、Descarga for Monk (2015, Zoho)、Origins (2018, Ropeadope)、そして現在の Descarga for Bud (2021, SR)である。コンデの作品は、オリジナル曲や新たなアレンジを通じて、ジャズとフラメンコピアノを巧みに融合させている。

 コンデは、マイアミ室内オーケストラ(ヴァイオリン奏者フェデリコ・ブリトス、ギタリストホセ・ルイス・デ・ラ・パスと共演)や、カリフォルニアのオークランド交響楽団(指揮者オミッド・ズフォヌーン)などのオーケストラのために作曲を行ってきた。また、フランツ・シューベルトの編曲は、シンフォニー・スペースやサンフランシスコ植物園で演奏されている。

アレックスは、ビセンテ・アミーゴ(Vicente Amigo)、ジョン・パティチューシ(John Patitucci)、エディ・パルミエリ(Eddie Palmieri)、トマティート(Tomatito)、ディエゴ・エル・シガラ(Diego El Cigala)など、国内外のフェスティバルで数多くのアーティストと共演してきた。

https://www.alexconde.com/